ルノーの悲劇
25 | 09 | 09
皆さんがこの場で実際に目撃したとしても、信じられなかったと思う。
シンガポールGPの第1プラクティス・セッションが始まって、まだ間もない頃、一台のクルマがスピンし、両側のバリアに車体をぶつけながら、コースの上で止まった。そして、レッドフラッグが出た。このようなことはF1では珍しくないが、メディアセンターは皮肉たっぷりのスタンディング・オベーションとなった。なぜなら、それはルノーのロマン・グロージャンだったからだ。
ピケの「クラッシュ事件」がまだ紙面を騒がせているのに、こんな光景はルノーも見たくなかっただろう。しかも、昨年のこのレースで、ネルソン・ピケがアクシデントを偽装した、まさにその場所で起きたクラッシュだったのだ。
昨日は腹痛で苦しんでいたかわいそうなグロージャン。今日はもっと胃が痛いに違いない。